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身体は、太陽光線・気温・湿度・ホコリ・汚れなどの影響にいつもさらされています。
この外界の影響から体内の諸器官を守っているのが肌なのです。

肌は、身体の中で最も表面積が広く、最も重い器官です。
1c㎡の肌に、細胞が約300万個、毛穴が10個、汗腺が100個、血管が3本、神経が12本。
肌の総面積は、約1.6㎡。肌の総重量は、約4kg。肌の厚さは、2mm。(成人)

皮膚の最も外側にある、厚さわずか0.2mm程度の薄い膜が表皮。
表皮の最も内側にある基底層は、
細胞分裂によって新しい細胞が絶えず一定のリズムでつくりだされています。

新しく生まれた細胞は、形や構造を少しずつ変えながら、上方へと押し上げられます。
やがて角質細胞となって角層を形成。
そして、皮膚表面に達した角質細胞は、ほぼ1日1層ずつあかとなってはがれ落ちていきます。

体内と外界を分ける膜が角層。
「保湿機能」と「バリア機能」という重要な2つの役割があります。

「保湿機能」は、適度な水分を含有することで、なめらかな美しい肌を保ちます。
「バリア機能」は、身体が干からびないように体内の水分を保つとともに、
外部からの異物が侵入するのを防ぎます。

皮脂膜は、皮脂腺より分泌された皮脂と汗腺より分泌された汗が混ざりあって形成されたもので、
その成分は脂肪酸、トリグリセリド、ワックスです。

皮脂膜が適度にある皮膚は、しっとりとうるおい、なめらかな肌ざわりになります。
しかし、皮脂が多すぎると、脂っぽくベタついた感じとなり、汚れがつきやすくなったり、
毛穴がふさがりニキビができやすくなります。

逆に皮脂が少なすぎると、カサついたり、ザラザラした皮膚になり、皮膚を保護する力も弱まってしまいます。


思春期のにきびの原因は、思春期特有のホルモンバランスの乱れと、脂肪分の多い食事、
不適切な洗顔などが考えられます。

皮脂の分泌が活発になると、皮膚の一番外側の角層が厚くなり、毛穴が詰まり、赤く炎症を起し、
時には化膿してしまいます。
にきび痕を残さないためには、にきびをつぶさず、こすらずに丁寧に洗うことが大切です。
その時、皮脂を洗い流しすぎないように注意してください。

また、睡眠不足やストレスを避けること、糖分や脂肪の少ない食事を摂ること、
食物繊維を豊富に摂り、便秘を避けることなどを心がけましょう。

大人にきびの原因は、ストレスと食生活の乱れ、生理周期、お肌に合わない化粧品の使用などが
考えられます。

どの原因も皮脂の分泌を過剰にすることで毛穴を詰まらせ、
アクネ菌の感染やハウスダストなどの炎症を引き起こします。

にきび肌は、角質のバリア機能が欠落して、肌荒れを併発していることがほとんどです。
バリア機能が低下することにより、細菌やほこり、アレルゲンの攻撃を直接受けると共に、
一方では角質層の水分が必要以上に出ていくのをストップできない状態に陥っているのです。

肌の構造的な発育が終わるのが10歳前後。
以後、ホルモンの影響で女性らしい柔らかな肌に成長します。
ホルモンの分泌が不安定なので皮脂分泌量が増し、ニキビなどができやすくなります。

20歳前後はホルモンバランスが安定するので、表皮の水分量や真皮のコラーゲン整列状態などが
適正になり、最も肌が美しい時期を迎えます。

細胞レベルでの老化が進行し、新陳代謝のスピードが低下していくため、
肌ダメージの修復が遅くなっていきます。
徐々にキメが荒くなり、メイクのノリが気になり始めます。

肌の表面の天然保湿因子が減少することにより、水分保持力が低下し、
肌がカサつきやすくなります。
さらに新陳代謝が衰え、老廃物の排出が滞り始めます。
真皮層では肌の弾力を保つコラーゲンの生成力が衰え、シワ・たるみが起こりやすくなります。

角層の保水能力がさらに低下して、肌の乾燥が進みます。
新陳代謝機能も衰え、肌の生まれ変わるスピードも低下。
角層が厚くなり、肌がくすみ始めます。
コラーゲンの生成量は年齢とともに減少し、肌のハリがなくなり、シワ・たるみがきになります。

寝不足や不規則な就寝の肌に与える影響はとても大きいと言われています。
睡眠中は、細胞が活発に働いています。
また、睡眠は健康にも影響を与えます。
お肌と健康のためには、十分な睡眠を心がけましょう。

恋をすると美しくなるのは、恋をすることでホルモンの分泌がよくなり、自律神経が安定し、
新陳代謝が活発になるからです。
恋以外にも、刺激や感動、感激や感謝が心にいい影響を与え、自然にストレスを軽減し、
さらに肌にもよい影響を与えます。

乾性肌は、特にビタミンAが不足していることが多いようです。
ビタミンAが不足すると、食欲不振・免疫力の低下・神経過敏・不眠などがおこりやすくなります。
ビタミンAを多めに摂ることが大切です。
ビタミンAはレバー、緑黄色野菜、うなぎなどに多く含まれます。

脂性肌は、ビタミンB群、特にビタミンB2、B6が不足していることが多いようです。
それらが不足すると、免疫力の低下・貧血・疲れやすい・肥満・眼精疲労などがおこりやすくなります。
ビタミンB2、B12を多めに摂ることが大切です。
ビタミンB群はサバ、レバー、納豆、あさり、しじみ、はまぐりなどに多く含まれます。

中性肌は肌の状態がよいので、維持するために栄養のバランスに気をつけましょう。
栄養が偏ることで脂性肌や乾性肌にならないよう心がけてください。

適度な運動による発汗は、皮膚の免疫力を高めると共に、皮膚細胞が活性化することにより、
体内の水分が循環しはじめ、肌ツヤをよくしてくれます。
また、汗には、塩分やミネラルが大量に含まれているため、肌の自己修復機能もあると言われています。

毎日のお手入れは、皮膚病予防の見地からもとても大切なことです。

肌には本来、細菌の侵入を防ぎ、水分が体外に漏れ出すことを防ぐ、バリア機能があります。
バリア機能が乱れることによって、肌荒れ、ニキビなどの肌疾患、
アトピーの原因を作り出すと言われています。
毎日のお手入れで肌の保湿を行い、バリア機能を高めることが大切です。

保湿と保水には、脂質と水分が必要です。
女性ホルモンが関係している脂質の分泌が少なくなると、肌は、乾燥しやすくなります。
また、湿度が低下する冬は乾燥がすすみ、肌がかゆくなります。
毎日のお手入れで、肌の保湿を心がけましょう。

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